レイダウン治具

やり直しが大変なフレームだからこそ正確な精度で加工する

レイダウン加工でリアサスマウントを新規に造る事は専用治具なしで成し得ません。 サスマウント左右の位置・左右の平行度などノギス等を用い肉眼を頼りに加工しても正確に仕上げる事は不可能です。レイダウン加工は専用治具ありきです。仮にサスマウントが左右で1mm違った位置になっても、角度が1度違っても、大きな弊害は出ないでしょう。左右の違いがよほど酷くない限り、リアサスは取り付け出来てしまいます。それだけに左右で大きな誤差がある事に気づいていないケースが殆どです。 1〜2mmあるいは1〜2度が大きく影響しないなら問題ないのでは？と思われるかも知れません。ですが、私達プロショップはお客様の大事な愛機のフレームを料金を頂いて加工しています。料金を頂いて加工している以上、より精度の高い正確な加工をすべき。すなわちこのレイダウン治具は、そんなプロショップ専用の特殊ツールと言う訳です。 サンクチュアリーでは古くからこの専用治具を用いてリアサスのレイダウン加工を行ってきました。本製品はそのレイダウン治具に改良を重ね完成度が上がったものをミニマム量産した特殊工具です。 左右の精度は0.1mm〜0.2mm、0.1度〜0.2度の誤差と、極めて微小な範囲内の精度で仕上げる事が出来ます。

●本製品はハードアルマイト処理仕上げしたジュラルミン製ブラケットとメッキ仕上げされたスチール製レールで構成されています。
※サスマウントのブッシュにはサンクチュアリーメカニックブランド製レイダウンブッシュ （ P81　品番：SM-025RDB ）を使用します。
※空冷Z用の治具ですが左右の幅合わせやスライド位置を調整するなど工夫する事でカタナやCB-F等のフレームにも応用が可能です。