43mm Stem Kit
多くの場合、インナーチューブを大径化。あるいはサスペンションとして純粋にハイ・グレードなフォークに変えたいというのが主な動機でしょう。当然、異なる径のフォークに変更するのであれば、 それを取り付けする事ができる寸法の上/下ステムが必要となります。例えばZ系にXJR1200の純正φ43フォークを取り付けたい。ひと昔であれば同様のXJR1200の純正ステムのシャフト部分を作り直しして、 Zのフレームヘッドにあわせ、フォークを移植するといった手法がよくとられた物です。しかし、今はステムだけはアルミ削り出しの専用品を使った上でフォークのみ純正部品を流用するといった手法がほぼ主流となりました。それはステアリングステムが単に異径のフォークを取り付けするためだけのアイテムとしてではなく、ステムが走行性にあたえる影響と専用設計だからこそ、メーターやイグニッションキーといった各パーツ類におけるボルト・オン性が高い評価を受け、認知されたからだと言えるでしょう。実際、純正流用ステムにかけた加工代金の合計額と、専用設計されたステムKITの価格の差自体、微々たる金額差であるのが事実であり、それならば、見た目も美しく、マシンの走行性能に対し好マッチングする専用設計ステムKITの方が良いのでは! という判断が一般的になったと言えるでしょう。 では、その専用設計ステムKITならではのメリットとは具体的にどんな物なのか? 大まかなポイントをご紹介すると以下の通りです。
○当然あたり前なことなのですが、無加工ボルト・オンでフレームヘッド側に取りつけできる。
○その車種ごとにフォークオフセット値を適した数値にする事ができ、走行安定性やハンドリングに大きく影響するトレールを任意に設定できる。
○メーターステー、ステアリングストリッパー、メインキー取り付け部等、純正流用ステムでは造ったり、加工したりしなくてはならなかった機能が始めから専用に標準装備されている。
○アルミ削り出しならではの軽量でかつ高剛性、見た目のクオリティーも高い。
と、この様に目立つ所だけでもこれだけのメリットが存在します。
カスタム・チューニングを支持しているユーザー達の中ではもうすでにステムという操舵系パーツがどれほど重要な要素を含んでいるのかを直感的に気付いている人達が多くなってきている様に感じます。そしてステムに求められた機能は多種多様であり、そのワンチョイスがマシンの個性を演出する上で大きな選択になっているのは確かなこと。SCULPTUREがラインナップするアルミ削り出しステムKITは全て専用設計品であり、”R.C.M”を製造する上で、もうなくてはならない存在となりました。マシンの仕様やオーナーの乗り方にあわせ”R.C.M”にベストマッチングする適切なステムを採用したいと言う流れの中で誕生した一品。それがSCULPTUREステアリングステムKITなのです。
オフセット型ステアリングストッパー A2017S削り出し。脱着式とする事で ストッパー本体の加工が可能。 ハンドル切れ角の微調整に役立ちます。 |
7075削り出しステムシャフト 最もストレスの集中するステムシャフトは 高強度ジュラルミン7075材から総削り出 しされた高精度な一品。軽量かつ高剛性。 |
テーパーヘッドステンレスボルト フォーククランプ部に使用するM8ステンレス ボルトはすべてテーパーヘッドタイプの ボルトを採用。ワイヤリングホール加工済。 | ジョイント機能 フロントブレーキホースをスリーウェイに する為のジョイントやヘッドライトA/Jのス テーの取り付けが可能。取り付けネジ穴 M6/P-1.00・ネジ穴間左右ピッチ46mm。 |
フィルター
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